秋はキャンプに最適な季節!楽しむコツや旬の食材を使ったカフェ風メニューを紹介

今年も草木が秋めいてきて、赤や茶の綺麗な色をつけていますね。いつまで夏なのだろう・・・という気温が続き秋が来るのか心配になるほどでしたが、やっと秋の風が吹いてきました。

四季がある日本には季節の旬野菜や果物を味わうことができる楽しみがあります。食欲の秋、秋色の景色をみながら味わうことができるのはアウトドアの醍醐味でもありますね。 行楽の秋、外で体を動かすには最適の気温です。実は『キャンプにおいて最も過ごしやすいのは秋』といわれるほど、キャンプをスタートさせるのには絶好の季節でもあるんですよ。

この記事では

  • 秋に最適なカフェ風ドリンク&旬メニュー
  • ダッチオーブンを使う準備【シーズニング】って何?
  • 秋キャンプを楽しむポイント3つ
  • 秋キャンプを楽しむための注意点

をまとめています。

夏のように虫が多くないので、アウトドアは好きだけど虫がちょっと・・・という方にも秋キャンプはおススメです。美味しいご飯を味わいながら涼しい秋の風に吹かれてキャンプを楽しんでみませんか?

秋に最適なカフェ風ドリンク&旬メニュー

アップルレモネード紅茶

寒さの増す秋の夜長に飲みたくなる温かいドリンク。旬のりんごにレモンで少し酸味を効かせたフレーバーティーです。ビタミンたっぷりなので、乾燥する季節の粘膜保護にも効果的ですよ♪

作り方

材料:りんご、レモン汁適量、お好みの紅茶ティーパック

  1. お好みのティーパックで紅茶を入れる。
  2. レモン汁、イチョウ切りにした皮付きりんごを入れ、30秒ほど混ぜる。

ポイント
あらかじめ保温ポットに熱々のお湯を入れて持参すると◎。わざわざ沸かす必要もなく、待ち時間ナシで直ぐに飲むことができますよ。

保温力・保冷力共に抜群!なおすすめボトルは「STANLEY」の真空ボトル。9度以上で6時間、74度以上で24時間の抜群な保温力。こちらは持ち歩きに丁度良い1リットルサイズで、飲みたいときにいつでも温かい飲み物を用意することができます。注ぎ口が50㎜と幅広く、大きい氷がすっぽりと入るのも魅力的。スポンジが入れやすいのでボトル内部の洗浄も楽々です。

大学いも

秋の代表的な味覚さつまいも。蒸しただけでデザートになるような、ほっこりとした甘さが魅力的ですね。素材の美味しさに飴のようなタレを絡めてさらに甘さを引き出した『大学いも』はいかがですか?お子様にも大人気♪健康的なおやつにもなりますよ。

作り方(スキレット18㎝)

材料:さつまいも200g、砂糖大3、しょうゆ・酢・水各小4分の1、油・ごま適量

  1. さつまいもを洗い、乱切りにして水にさらす。
  2. スキレットに砂糖、しょうゆ、酢、水、油を混ぜてタレを作る。
  3. スキレットにさつまいもを入れ、タレと馴染ませる。(まだ点火はしない)
  4. 中火にかけ、タレが沸々となってきたら弱火にして蓋をし2分待つ。
  5. さつまいもを裏返したら蓋をし、さらに2分待つ。
  6. 蓋をとり、さつまいもを動かしながら中火で焼く。ごまをふりかける。 ⑦表面がカリッと飴っぽくなってきたら完成。
  7. 表面がカリッと飴っぽくなってきたら完成。

ポイント
火をつけない段階でタレとさつまいもを馴染ませることで、コゲつきにくく油跳ねも防ぐことができます。
出来立てはホックホク!食べるのを少し我慢して冷やすとシットリとした食感に。

さまざまなバリエーションの料理を楽しむことができる、おススメのスキレットはこちら。

少人数のキャンプなどで使い易い大きさの18㎝タイプ。ひっくり返すと同じサイズのスキレットの蓋としても使うことができます。別売のロストル(UG−3019)を使えば燻製料理を楽しむことができ、家のオーブンや魚焼きグリルでも使用可能です。

キノコたっぷり炊き込みご飯

数種類のキノコをたっぷりと使った旬な味わいの炊き込みご飯です。にんじんやいんげんをプラスすると彩りも良く見た目が綺麗。油揚げと鶏肉で旨味がグンとプラスされ、何杯でも食べられてしまう炊き込みご飯です。

作り方

材料:米2合、水420cc、鶏胸肉100g、しめじ、まいたけ、えのきなどお好みのきのこ、にんじん2分の1本

ダシ:しょうゆ大2、酒大2、鰹ダシ大1

  1. ダッチオーブンの中で、分量分の水に30分程度お米を浸す。
  2. 鶏胸肉、油揚げをダシと合わせておく。
  3. きのこは石づきを取って手でほぐす。人参は千切り、いんげんは適当な大きさに切る。
  4. 2、3をダッチオーブンの中に入れ、蓋をして強火で2分。
  5. 中が沸騰してきたら弱火にし12分ほど炊いていく。
  6. 一度蓋を開けてみて、さっくりと混ぜ合わせたら再び蓋をし8分ほど蒸らす。

ポイント
鶏胸肉と油揚げをダシと合わせる際はフリーザーパックを使うと楽です。出発の朝に仕込んでおくと、味がよく馴染んでさらに美味しくなりますよ。
ダッチオーブンは熱伝導が良いので火の加減に注意しながら炊き込んでください。所々オコゲができるのもまた旨味です。

ビギナーさんもこれさえあればダッチオーブン料理が楽しめる!必要な道具が揃ったセットはこちら。

炭を用意するだけで簡単にダッチオーブンを使いこなせるセット。おいしく作れるレシピブック、3wayダッチオーブンスタンド、レザーグローブ、ダッチオーブン収納バック、リッドリフター付。初めてのダッチオーブンをお探しの方にも手軽に試せる価格です。オーブン・煮る・蒸す・炊く・フタで焼く・スモークまで、これ一つで叶いますよ。

ダッチオーブンを使う準備【シーズニング】って何?

新しいダッチオーブンやスキレットを使うときはシーズニングという作業を行う必要があります。シーズニングには鉄の表面に油膜をつくり、コーティングをして器具がサビることを防ぐ役目があります。多少大変な工程ですが、長く使い続けるためには非常に大切ですので是非覚えておいてくださいね。

初めて使う前には・・・

  1. ワックスやオイルの匂いを落とすために食器用洗剤で擦るように洗う
  2. 水気を綺麗に拭き取って自然乾燥させる
  3. オリーブオイルを本体の内側や外側、蓋の内側外側にも薄く塗っていく
  4. 余分な油をキッチンペーパーなどで拭き取る
  5. 煙が出るまで火にかける。弱火にし、今度は煙が出なくなるまで焼く
  6. ネギやニンニク、生姜などの香りが強い食材の野菜くずを入れて炒める
  7. 野菜くずを取り出し、オリーブオイルを薄く塗って自然乾燥させる

③から⑤を4〜5回繰り返した後に⑥の作業に移るといいでしょう。

調理をした後は・・・

  1. 熱湯を注いで、ヘラでコゲなどを落とす
  2. もう一度熱湯で洗い流し、オリーブオイルを塗り込む

!シーズニングの注意点!
・器具が熱いときに水を入れるのは×
・食器用洗剤で洗うのは×(初めて使う前のシーズニング時のみ可)
・水や残り物の食材を入れたまま放置するのは×

温度差でヒビが入ってしまったりサビの原因になってしまうので注意してくださいね。シーズニングを丁寧に行なっていくと、段々と油なじみが良くなり食材がひっつきにくくなります。スキレットやダッチオーブンを購入した際には是非参考にしてみてくださいね。

秋キャンプを楽しむポイント3つ

暖房器具と防寒アイテムを上手に使おう

一言で秋といっても、9月〜11月は気温の差が激しく気温に合った防寒対策が必要になります。9月下旬までの昼間は比較的暑いと感じるくらいの気温が多いですが、秋の夜はやはり夏の夜とは違い肌寒く感じられることでしょう。

『備えあれば憂いなし』の精神で、防寒着や暖をとれる道具は用意しておいた方が安心です。かといって、持っていくことができる荷物には限度があるキャンプ。真冬のような本気の防寒は必要ない日が多いかと思われますので、できるだけコンパクトなアイテムを選びたいですね。

おすすめのアイテムは直火、IHに直接かけて温められるタイプの湯たんぽ。水切れが良く内部に水が残りにくいので、サビにくくお手入れも簡単です。昔から防寒に使われていた湯たんぽは、荷物もかさばらず何度でも使えてとってもエコな商品。お布団の中に忍ばせておくだけで体の芯からポカポカと温めてくれます。

他にも、カイロやウインドブレーカー、マフラー、レッグウォーマーなどもあると良いでしょう。脱ぎ着できる服装にプラスして上手く防寒対策をしてくださいね!

空気の澄んだ秋の景色を楽しもう

秋の空気はとっても澄んでいるので遠くの景色まで綺麗に見ることができます。その理由は「秋は大陸で育った高気圧に覆われて晴れるようになるから」だそう。秋の空気は水蒸気の量が少ないので、空はより青く、大地は澄んで見えるそうですよ。

自然が多い場所にあるキャンプ場にはもってこいの季節です。紅葉が進んでまた違った景色を楽しむことができますし、秋ならではのドングリや松ぼっくりを拾って子供と一緒に工作したりするのもすごく楽しいですよ。

蚊やブヨを気にしないで良い!子供と思いっきり楽しもう

秋は夏に比べて蚊やブヨの被害が少なくなる傾向にあります。せっかくキャンプに来ているのに蚊が多くてテントから出たくない、夜は刺されたところが痒くて寝付けない・・・なんてことも気にならなくなります。

しかし、秋といっても25度くらいあれば蚊やアブが活動する気温ですので、虫よけや蚊取り線香などの対策は行なっておくと安心です。特に子供は大人に比べて体温が高く刺されやすいので、肌が露出しない服を選んであげてくださいね。

秋キャンプを楽しむための注意点

虫は少ないが「スズメバチ」には注意!

秋は確かに蚊やアブが少ない傾向にありますが、もっと危ない虫が活動期を迎える時期でもあります。スズメバチは夏の終わりから10月初めくらいの時期、女王蜂を守るために攻撃性が増して凶暴化します。決して巣に近づいたりこちらから攻撃を仕掛けてはいけません。スズメバチを見かけた際には近くに巣がある可能性が高いので、来た道を戻るか少し離れた道を通るようにしましょう。

11月〜は本格的な暖房アイテムを

11月に入ると昼の気温も10度を下回る日が増え、快適に過ごすためには本格的な暖房アイテムを取り入れることが必要になってきます。とはいえできるだけ荷物の量を少なくしたいキャンプ。おススメなのはカセットガスを使うガスストーブです。カセットガスは食事を作る際でも使う頻度が高く、朝、昼、晩と続けて使うこともあるので多めに持っていて損はないアイテムです。

カセットガスをセットするだけでストーブになる優れものもありますよ。持ち運びやすいミニサイズなのでキャンプ中の暖房器具として大活躍すること間違いなし!

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まとめ

過ごしやすい気候な上、美味しい食材が豊富な秋。いつもとは違った環境で作って食べるご飯はいつもの何倍も美味しく感じることでしょう。夏と比べても混雑が少ないキャンプ場が多く、家族や仲間たちとゆったりした時間を過ごすには絶好の時期です。

自然の中なのでもちろん気をつけるべきことはありますが、それもまた経験。特に子供たちには教えておいた方が良いこともあるので、一緒に勉強していくつもりで楽しむのもアリです。本格的に寒くなる前の秋キャンプ、是非楽しんでみてくださいね!

文:life.s24

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