洗濯洗剤・柔軟剤のハイテク最新事情と香り問題

スーパーやドラッグストアの洗濯洗剤や柔軟剤のコーナーに行くと、種類がとても多いですよね。
ひと昔前は粉洗剤が主流だったはず。いつからこんなに液体が主流になったんでしょう。さらに最近はジェルボールっていうのもありますよね。もはや使い方がよくわからんのですが、いずれにしても選択肢増えすぎじゃないですか。

ということで、私は5本の指に入るほど洗濯が好きなのですが(唐突な告白)、洗剤や柔軟剤についてちょっと調べてみました。

近頃、洗剤の主張が強くなりすぎじゃないか

洗濯洗剤ってこんなに主張するものでしたっけ。本来、ものすごく脇役だった気がするんですけど。まあ思えば食器用洗剤もやたら主張している気がする…そちらはまた別の機会に注目するとして。

洗濯洗剤や柔軟剤がどんな手法を使って主張を繰り広げているかピックアップしてみましょう。

これまでの液体洗剤を否定する

引用:スーパーNANOX(ライオン)公式サイト

最初ちょっと何言ってるかわかりませんでしたが、インパクトは確かに強い。
ジャニーズがネットに一切出ない時代が当たり前だった世代からすると、ニノが出ているというのも感慨深い。

形状を大幅にアップデートする

この洗剤が発売された時は「どうやって使うの?」って思ったし、今でもこの容器を使ってないのでよくわかりませんが、確かに赤ちゃんのお世話しながらとか、両手を開けなくてはならないという概念を覆したのは革命かもしれません。この容器、グッドデザイン賞受賞だそう。

広告タレントが豪華すぎる

『NANOX』はニノでしたが、大概どこもかなりメジャーどころのタレントさんを採用していますよね。

特に『アタックZERO』は主役級のタレントさん使いすぎなのでは??なんでひとりじゃダメだったんだろう…。
ひとりだとターゲット層が偏るから?あらゆるタイプのイケメン好きを網羅しようということなんだろうか。

引用:アタックZERO(花王)公式サイト

ちなみに同じ『アタック』シリーズの『3X』という商品では、菅田将暉とお笑いトリオのハナコが共演しています。こちらの商品ではお笑い好きをターゲットにしているのか?どういう狙い??ちょっと意図を聞きたいですね。

柔軟剤はさらに求める人ごとに細分化している

とにかく香りが命!な人向けの柔軟剤

各社、香りが○日間続く!とか、着る時まで香りが続く!とか、長持ち傾向を謳っているのが主流。
というか、柔軟剤ってひとつのブランドで横展開(商品のバリエーション)がやたら多いので、サイトをぜひ一度見てみてください。広告ってひとつの商品しかしないから、シリーズで見るとその多さに驚きます。

『ソフラン』の“香りが売りのライン”は、ガッキーですね。

引用:ソフランアロマリッチ(ライオン)公式サイト

一方の、P&Gの『レノア』シリーズで言うと、『レノアハピネス』。こちらは吉岡里帆さんがキャラクター。

やはり華やかな香りが売りの柔軟剤は女性が表に出てくる感じなんですね。

引用:レノアアロマジュエル(P&G)公式サイト

ちなみに『レノアハピネス』シリーズには、さらに『アロマジュエル』という粒状のものを加えると、香りが12週間続くのだとか…えっ、3ヶ月匂いが取れないってどういう仕組み??ていうかそういう要望があるの?
個人的には『レノアハピネス』でも十分強烈な香りだな…と思うのですが、さらに香りを求める人がいるんですね。ちょっとびっくり。

香りを残さない!強い香りを求めない人向き商品も

引用:ソフランプレミアム消臭(ライオン)公式サイト

一方で、香りをなるべく残さないという柔軟剤も。ライオンの『ソフラン』シリーズの『プレミアム消臭』という商品。こっちは相葉くんですね。
この商品は、最初に使う時は石鹸の匂いがするけど、乾くとほとんど無臭になるというもの。我が家で使っているのはこれです。確かに干す時は匂いがしますが、乾くとほとんど残ってないかも。

こんな方におすすめ、という解説ではこんなイラストも。確かに飲食店や介護職などで人とのコミュニケーションが多い場合は衣類の匂いにも気を使いますもんね。

引用:ソフランプレミアム消臭(ライオン)公式サイト

ちなみに私がこの『ソフランプレミアム消臭』を選んだのは、なるべく香りが薄いもの、残らないものを選びたかった(本当は無香料がよかったけど選択肢少なすぎ)というのと、パッケージデザインのシンプルニュートラルっぷりも高いポイントでした。

甘い香りが強い柔軟剤はパッケージも甘甘な感じですね。

“香害”という言葉を知っていますか

いや知らない、って方も大勢いると思います。それが多様な社会。
そんな方向けに自然派石鹸会社である『シャボン玉石けん』という会社がこういうサイトを開設しています。

引用:シャボン玉石けん

かなりセンセーショナルな見出しではありますが、広告的に見ると、なんというか…うまいな、と。状態を的確に捉えていて匂いが広がっていく様子を煙突の煙みたいな演出、そしてフローラルの香りでピンク。なるほど、と。

実際に他人の衣類柔軟剤の匂いで体調を崩してしまうため、学校や会社へ行けない方も少なくないそう。人工的な香料、ケミカル原料が原因である「化学物質過敏症」の症状なのですが、それでも世間では平気な人が大半なため、なかなか理解されにくい。

実は私も化学物質過敏症ではないものの、かなり鼻が効く方なのもあって、結構匂いで具合悪くなるタチです。

では、香害に悩む人や、そこまでではないけど匂いに敏感な人の選択肢が全くないのかというと、一応はあります。『シャボン玉石けん』や、『サラヤ』の『ヤシノミ洗剤』シリーズなど、環境にいい系の企業やブランドが率先して作っているものと、大手メーカーの場合は上で紹介した『ソフランプレミアム消臭』など、無香料ではないものの香りの残り具合をかなり抑えた商品も増えつつある様子。

花王では、自社製品の香りの残り具合を星5段階で表記したWebページもあったりと、やはり徐々に配慮され始めました。

ファブリーズなどの消臭スプレーも「香り対決」

余談ですが、柔軟剤の香り問題は、そのまま『ファブリーズ』とか『リセッシュ』などの消臭スプレーとイコールですね。あれも本来消臭目的のはずが、匂いつけることが主軸になっている。
無香料と書いてあるのにうっすら香り付けしているものも多い。(騙された!!)と内心思っていますが、原料の匂いもあったりするから仕方ないのかな。

色々使った結果、その点でいくと消臭スプレー系では『ハル・インダストリ』がおすすめ。驚くほどにまったく完全に無臭になります。さすが『真無臭』というだけのことはある。ちょっとお値段が高めなのですが、その価値あり。成分も針葉樹から抽出した天然素材でペットや子供にも安心とのこと。

静岡の会社なのでぜひとも応援したいところ。

柔軟剤の香りの強さに改めて驚く

さて、柔軟剤の話に戻って。
直に香りを嗅いでみた時の驚きもありますが、特にびっくりしたのは窓を開けた時に隣の家(かどうかわかりませんが、よその家)の洗濯物の柔軟剤の香りが漂っていた時のこと。

最短距離の隣の家だって少なくみても5〜6メートルは離れている。
これが、夕ご飯時のカレーの匂いならわかる
そうではなく、フローラルの香り。しかもかなり人工的なやつの。

風向きの問題もあるでしょうが、いやむしろ!風吹いてるのに!密集した空間でもないのに!こんなに確実に匂いをキャッチできるってすごくないですか。いや私の嗅覚がすごいって言ってるんじゃなくて、その香り成分の強さに対して。驚きを隠せませんでした。もうちょっとで銘柄当てられる気がします。

柔軟剤って本来衣類を柔らかくするのが目的だったはずが、いつしか香り対決になっている。各社複数のラインナップがあったり香りが長続きするなど、過剰だと感じるのですが、企業がそちらに熱心になるということは市場がある(そういう要望がある)ということで、つくづく自分はマイノリティなのだなあと思わされるのです。

柔軟剤を使わない派だった私が使ってみてわかったこと

実は長らく柔軟剤を使っていませんでした。
タオルも割とゴワゴワ派。ゴワゴワくらいの方が吸水力あってよくないですか?そこは共感されなくても結構ですが、私は布フェチの吸水力フェチなので(かなりマイノリティなオタクですね)、むしろ柔軟剤を使ってふわふわになったがために吸水力が下がったタオルを、もはや憎んですらいました。

もちろん昔ほど明らかに水を吸わない、なんてことはなくなりましたが(企業努力の賜物)、それゆえ、柔軟剤未使用の場合と使用した場合の微差に気づくわけです。ええ、めんどくさいこと言ってますね。

お風呂上がりや顔や手を洗ったあとにタオルやクロスに触れた瞬間、「ん?」という一瞬の水を吸わない間があるというか。まあ、オタクのいうことなのでどうぞ聞き流してください。

強い香りも苦手だし、さらに吸水力が落ちるなんて、使う理由が見つからない。それくらいにアンチ(?)柔軟剤だった私がどうして柔軟剤を使うようになったかというと、根本的な理由は洗濯機を買い替えたことにあります。

そう、以前洗濯機がどうのこうのという話をここでしたことがあるのですが、

とうとう洗濯機買い替えました!
果たして、どんな機種を選んだのか??次回、乞うご期待ください!