スコーンの種類とレシピを研究してみた。美味しいスコーンを焼こう!

焼き菓子って簡単なようで奥が深い…!膨らまない、思ったような食感が出せない…などなど。結構苦労するんですよね。

焼き菓子の中で、今回私がチャレンジしたのは「スコーン」。あるお店のスコーンが大好きで、自分で作れたら無限にあのスコーンが食べられるかも?!そんなヨコシマな気持ちでスコーン作りをはじめました。

レシピを見てみると、なんだか簡単そう?いやいや、それがなかなか複雑。そこで、まずはスコーンについてちゃんと知ろうと思いました。

スコーンの種類

スコーンの起源はスコットランド料理の「バノック」というパンだそうです。

バノック

出典: Absolute London

穀類の粉に牛乳やバターを加えて焼く、というシンプルなものです。ベーキングパウダーの普及によって、現在のスコーンの形となって、イギリス全土や北部アメリカで食べられるようになったそうです。

イギリスのスコーン

イングリッシュスコーンと呼ばれたりもしますが、こちらのスコーンの特徴は、シンプルであるということ。

スコーンの起源、バノックが主食として食べられていたということからも想像がつきやすいですね。

基本、単体で食べるというより、ジャムやクリームをつけて食べることが多いそうです。お菓子、というよりパンに近い感覚でしょうか。見た目はさまざまですが、だいたいこんな感じ。

イングリッシュスコーン

アメリカのスコーン

先ほどのイングリッシュスコーンの形は、アメリカではビスケット(ケンタッキーのアレ)として認知されているようです。
イングリッシュスコーンはバターを使ってリッチに、ビスケットはショートニングを使ってサクっとした軽めの食感といった違いがあるそう。

で、アメリカでスコーンと言えば、スターバックスにあるスコーン。チョコレートがザクザク入っていたり、ベリーやナッツ、食事系ではベーコンやチーズが入ったものもありますね。

それがまさにアメリカ式スコーンの象徴。ちょっとカロリー高めで、コーヒーゴクゴクいっちゃうようなあの感じです。

チョコチャンクスコーン

どちらのスコーンがお好み?

イングリッシュスコーンは、食パンの感覚に近いと思うんです。シンプルだけど食感が命。ジャムやクリームでさらに美味しく、といったところでしょうか。外はカリっと。中はふんわりサクサク。膨らんで、腹割れした姿が特徴的です。

アメリカのスコーンは、チョコやナッツのごろっとした食感と生地のザクザク感。硬すぎず、ザクホロっとした食感が特徴。

…うーん。どっちも美味しいですよね。

どちらにしても、口の中で生地が解ける感じが重要なのかなと。何回も失敗してきてわかったのが、口の中でねとつくのはやっぱりNG。歯切れの良さ(この表現あってるかわからないけど)が大事なんです。

スコーンレシピ

試作を重ねて、失敗しまくってますが、だんだんと自分のスコーンが出来上がってきました。失敗も記録して、成功の糧にすることにします。

スコーンに使用する粉問題

まず、いろいろなレシピをみてみると、使用する粉がさまざまなんですね。薄力粉、強力粉、全粒粉、米粉といった変化球も。

作り方はシンプルなので簡単!とスコーン作りを舐めていた私。しかし、この粉の選び方、配分でかなり苦労しました。

本場イングリッシュスコーンの作り方!といって掲載していたレシピ。薄力粉のみ使用しているようでしたが、どうやらイギリスの薄力粉は、日本の中力粉に近いそう。

薄力粉オンリーでももちろん作れるのですが、本場!と名のつく方にチャレンジしたい。。。

基本の腹割れイングリッシュスコーン

まずは基本のイングリッシュスコーンを。…と思ったのですが、どうしても上白糖→きび砂糖、牛乳→豆乳にしたくて、結局アレンジしてしまいました。

●材料(10個分くらい)
・薄力粉 200g
・強力粉 120g
・ベーキングパウダー 12g
・塩 3g
・きび砂糖 30g
・無塩バター 60g
・無調整豆乳 140g
・卵 1個

作り方

1、粉類を全部まとめてフードプロセッサーで混ぜます。豆乳と卵はよく冷やしておいたものを使用し、混ぜておく。

2、混ぜた粉類の中に、1cm角に切ってキンキンに冷やしておいたバターを入れて、フードプロセッサーでさらに混ぜる
※本当はスケッパーなどでバターを細かくしながら、手ですり合わせて混ぜていくのが良いそう。面倒なのでフードプロセッサー使いました。

3、サラサラの状態になったら、豆乳と卵を混ぜておいたものを入れる。フードプロセッサーである程度混ざったら打ち粉をした台にのせ、折り込むようにひとまとめにする

4、伸ばして折りたたむのを3回ほど繰り返したら、厚さ3cmくらいに伸ばして、ラップをして冷蔵庫で10分ほど冷やす。

5、型抜きをして、200℃で15分ほど焼く。

腹割れスコーン

ちゃんとWolf’s Mouthになりました!バターをキンキンに冷やすのがポイントです。

米粉を使ったスコーン

パンや焼き菓子が大好きなのに、小麦粉が体に合わない私。小麦粉の代わりに米粉を使ってスコーンができないものか…。米粉100%のレシピがあったので、早速試してみることにしました。

結果がコレです。

米粉の失敗スコーン

カチカチでガリガリ。全く膨らみませんでした。

もしかしたらコレがスコーンの起源と言われている「バノック」に近いのか?!と思わせるような原始的で中世的(?)な食感。

そりゃ失敗するだろ!と思われるでしょうが…途中までレシピ通りに作っていたんです。で、他のお菓子用に作ったリンゴジャムを勝手に投入してしまったんですね。ほんの遊び心で。お菓子作りで一番やってはいけないやつです。

リンゴジャムのせいだったのかは定かではありませんが、どうやら調べてみると米粉だけのスコーンは膨らみがイマイチなよう。(…にしてもコレはないだろっていう出来でしたが)

ジャパニーズヘルシースコーン

米粉100%は諦めて、小麦粉と米粉、おからパウダー、きな粉などを混ぜたミックス粉で作ってみることに。ちょっと和風なスコーンです。

スコーンが和風なら、付け合わせも和風でいきたい!あんこを挟んで和菓子風に。ついでにクリームチーズもトッピングで和洋折衷!

和風あんクリチスコーン

食感はザクザク、ホロっな感じが出せて、自分好みになりました。

あんことクリームチーズを挟んでいるので、そこまで口の中の水分持ってかれないのがGOOD。罪悪感なく食べられるスコーン。イングリッシュでもアメリカンでもない?!私のお気に入りジャパニーズスコーンです。

スコーンの可能性は無限

スコーンに馴染みのない人はスコーンって口の中の水分全部持ってかれるようなイメージで、あえてスコーンを買って食べたいと思わないっていう人もいるかと思うんです。

しかし、日本、いや世界にはさまざまなスコーンの種類があって、作ろうと思えば自分好みのスコーンだって作れちゃうんです。

私もまだまだ、もっと美味しいスコーンを作りたいと思います。自分だけじゃなく、食べてくれた人が「また食べたい!」と思ってくれるようなものが作れるように。

クリームチーズサンドスコーン