湿度の高いシーズン、食品の管理には気を使います。なんでも冷蔵庫に入れればいいかと言えば、そうでもない食材もありますしね。
コーヒーをインスタントではなく、豆をドリップしていれるようになって、コーヒー豆用の保存容器をどんなものにしようかな?と考えて探してみました。
ちなみにコーヒー豆の保存法として調べてみると、コーヒーの専門家でも、冷蔵庫に入れる派・冷凍庫に入れる派・入れてはいけない派…などなど、『諸説あります』みたいになっていました。都市伝説か。
いずれにしても、長期保存するわけではなくすぐ飲む量しか買わないので、少なくとも私が自宅で飲むレベルならそこは厳密にする必要はなさそうかなと。冬以外は冷蔵庫から出し入れすると結露が気になりそうなので、常温保管することにしました。
結果、我が家では無印良品のソーダガラス密封ビンを採用しましたが、ネットで色々なタイプを検討し、ピックアップしましたので後ほど紹介します。
とにかくシンプルな無印良品ソーダガラス密封ビン
他の用途でもすでにキッチン周りでたくさん使っている、パッキンのついたガラスの密封ビン。
無印良品でみてみると、金具がワイヤーではなくプレート状になっているタイプが販売されていました。手の当たりが優しいからか、ロックの圧が若干ソフトな気もします。
サイズは3種類。
写真:無印良品
無印には既存のワイヤーロックタイプの保存瓶もあります。こちらは本体が四角っぽいので、肩がすぼまったような形状ですね。それに対して、今回購入したタイプは、底から本体が円形なので、さらにスッキリした見た目になりました。
シンプルなので多様に使える
キッチンの保存容器、インテリア性の高い容器やデザインがかわいいものなどもたくさんありますが、『COFFEE』『SALT』など内容物の名称がデザインされているものもよく見かけますね。
個人的な好みが引き算タイプなのと、あと気まぐれなので、ボトルに入れる中身もずっと『COFFEE』『SALT』だとも限らない。(まあ『COFFEE』『SALT』と書いてあっても中身違うの入れてもいいんだけど…)何を入れてもOKで用途を選ばない、シンプルな保存容器にしました。
仮にある日コーヒーが飲めなくなっても、代わりに干し椎茸でも入れたらいいのでこれで安心(?)です。
日頃からお茶やコーヒーを頻繁に飲むので、キッチンボードに、電気ケトルと並べておいてあります。
透明なので中身がわかりやすい。その分、劣化が進みやすいため、日光の当たるところは避けましょう。
紅茶のティーバッグも個包装されていないタイプをザクっと入れてあります。
コーヒー豆200gを入れたい場合、500mlと750ml、どっち??と迷いましたが、750mlの容器に入れるとちょうどぴったり(9割くらい)に収まりました。数字で見ると「え?750mlなのに200gで一杯???」と頭が混乱しますね。どなたか、数学得意な人、わかりやすく教えて。
おやつの個包装のお菓子も。個包装ではない封を切ったお菓子なら、一緒に乾燥剤を入れておいたら安心かも。サクサク系お菓子が湿気っていた時のあの悲しみを、もう2度と繰り返すまい。
素材や機能性でいろいろ選べる、保存容器ラインナップ
ネットで探すと、かわいいものから本格的なものまで幅広くありますね。素材や機能性でいろいろありましたのでご紹介します。
真空密封容器
とにかく、徹底的に劣化を防ぎたい方におすすめ。ステンレス製で遮光性も高く、風味を損ないにくい。一方で熱伝導での劣化しやすいので、コンロやオーブンなど、熱には注意です。
缶のキャニスター
カルディで豆を買った時も缶をおすすめされました。緑茶も紅茶も基本は遮光性のある缶入りで販売してますから、やはり缶が最強っぽいですね。
ガラスのキャニスター
Kalita(カリタ)のもの。コーヒーの道具を出しているメーカーのものは安心できそう。やっぱりガラス瓶は中身が見えていいですよね。
木のキャニスター
木のキャニスターなんてものもあるんですね。優しさ全開。蓋にはパッキンもついているので密封性はあり。
陶器のキャニスター
陶器の本体と、木の蓋。こちらもインテリア性重視。もちろん蓋にはパッキン付き。
デザイン性の高いアートのような容器
探していて久しぶりに発見したこの容器。この見た目にやられて欲しくて購入を検討したことがありましたが、当時は中に入れるものが特になかったので見送りました。蓋がコルク製なので一応密封容器ではありますが、機能性というよりはデザイン性重視ですね。
用途やインテリアの好みに応じて選択しよう
もっと文字や色柄、デザインが入っているものもたくさんあります。上のラインナップでお察しかと思いますが、比較的シンプルなものを中心に探しました。中が見えない缶や陶器の容器は『COFFEE』などの文字入りが多い印象。親切設計&デザイン性。まあ、好みの問題ですが、個人的には道具類は業務用くらいのそっけない無骨寄りなデザインが好きなのでどうしてもこうなりがち。
また、一口に密封容器と言っても、密閉性能レベルにも幅がありそうです。
中に何を入れるかにもよりますね。少しでも空気や湿気を抜きたい場合は真空になるタイプや、王道ですがジップロックもやっぱり便利ですよね。
保存容器、見た目も機能も選択肢がたくさんあるので、ご自宅のインテリアの雰囲気にあわせて選んでみるのも楽しいですね。