ドラマや映画に出てくるお部屋やお店のインテリアって素敵ですよね。
インテリア好きは、ついついそこに注目して作品を見てしまったり。
そこで今回は、ドラマや映画に出てきた、インテリアが素敵すぎるカフェをご紹介します。
カフェがキープレイスになる作品
カフェが舞台になっている作品って結構多いんです。
それがまた面白いんですよ。
カフェって、ドラマや映画の世界でなくても、何かしらストーリーが生まれている空間。
お客さん同士の会話や、店員さんとの会話。その中に日々小さなドラマがあります。
そんなカフェがキープレイスになっているオススメの作品を2つご紹介します。
お店のインテリアも素敵なので、そこにもぜひご注目ください。
パンとスープとネコ日和
食堂を営む母と二人暮らしをしてるアキコ。
彼女は出版社に勤め、料理本の出版に携わっていました。
ある時、母が倒れて亡くなってしまい、時を同じくして、職場の人事異動で、経理部への異動を言い渡されてしまいます。
偶然が重なり、アキコは母が営んできた食堂を、カフェとして切り盛りするという人生を選択します。
この物語は、アキコがお手伝いのシマちゃんと一緒に、1匹ネコに癒されながら、パンとスープだけのお店を営むという物語です。
小林聡美さんは、本当にお料理姿が似合う。何を作っても美味しそうに見えます。
この作品や、かもめ食堂、パスコの超熟のCMでのお料理は、全て「飯島奈美」さんというフードスタイリストさんがコーディネートしているようです。
盛り付けや食器が、ついつい顔が緩んでしまうような、素敵すぎるセンス!
またインテリアも、木のぬくもりを感じる「ゆる北欧テイスト」
カウンターの木の色、テーブルの木の色、飾り棚の木の色がそれぞれ違っているのに、全体に統一感があります。
光がたっぷり入る店内の入り口は、昔ながらの引き戸。
懐かしさと、飾らない雰囲気が癒しのインテリアです。
画像出典: Amazon
民王
池井戸潤さんの原作「民王」を、遠藤憲一さんと菅田将暉さんのW主演でドラマ化した作品。
総理大臣の強面父、武藤泰山と、平和主義で女子力高め(男子)大学生、武藤翔がひょんなことで魂が入れ替わってしまう…という物語です。
物語のキープレイスである「キッチンやみくも」は、主人公翔のバイト先として出てくるお店です。
カツカレーが名物の定食屋なのですが、佇まいはまるで森の中の隠れ家。
店内は、定食屋の雰囲気が香る、雑多でレトロなインテリアですが、照明やカウンターが何気なくオシャレ。
菅田将暉さん効果もあると思うのですが笑。
こちらは墨田区のスパイスカフェというカレー屋さんで撮影されたとのこと。
キッチンやみくもは定食屋なので少し下町感のある店内ですが、スパイスカフェは古民家風の洗練されたインテリア。
二つを比べてみるのも楽しいですね。
ドラマや映画で使われた、実在するお店
ドラマや映画では実在するお店を借りて撮影することも多いですよね。
ロケ地めぐりで、さらに作品への愛着を深める人もいます。
あのドラマのあのシーン!っとかなりマニアックなファンが喜ぶ実在するお店をご紹介します。
ドラマ「G線上のあなたと私」パークサイドタブレス
パークサイドタブレスは、ドラマ「G線上のあなたと私」で、第9話、物語の佳境に登場するカフェです。
波留さん演じる也映子が桜井ユキさん演じる真於と話をする場面で出てきます。
バイオリン教室で出会った、若くてイケメンの也映子の彼氏(中川大志さん)。
彼が長年思いを寄せていた人が、二人のバイオリンの講師でもある真於なのです。
也映子が本音を語る場面で使われたかなり重要なシーンなのですが、店内の開放感と、リラックスした雰囲気が場面とマッチしています。
広いカウンターと、所々にあるゆったりソファが都会的です。
ここは東京都の紀尾井町にあるパークサイドタブレスというカフェ。
すぐ隣に公園があるので、都会でありながら窓から緑が見えるので、まさに癒しのスポットですね。
出典: 一休.com
ドラマ『ゆとりですがなにか?」カフェソウルツリー
ゆとり世代として世間に揉まれながら生きていく3人の青年たちの物語「ゆとりですがなにか?」
今をときめく松坂桃李さん、岡田将生さん、柳楽優弥さんが主演のドラマです。
物語の第一話。岡田将生さん演じる坂間正和が、仕事での悩み相談をレンタルおじさん(吉田鋼太郎さん)に相談するシーンで登場するカフェが「カフェソウルツリー」です。
こちらのお店は倉庫をリノベーションしただけあって、外観はレトロでインダストリアルな感じ。
店内もユーズド感たっぷりで、皮張りのソファやアイアン、ヴィンテージな本棚など、オシャレ心をくすぐるインテリアです。
出典: Harumari TOKYO
インテリアや食器に注目したい映画
カフェ(食堂)が物語の舞台となっている映画でオススメの作品、2作をご紹介します。
カフェの雰囲気そのまま、心もゆったりほっこりします。
インテリアや食器などの小物がとても素敵なので、ぜひ注目して見ていただきたい作品です。
かもめ食堂
北欧好きの人で見てない人はいないのでは?というくらい有名な作品ですね。
フィンランドのヘルシンキで、一人食堂を営む女性サチエ(小林聡美さん)。
なかなかお客さんが来ない毎日であったが、偶然が重なり、様々な事情を抱えたミドリ(片桐はいり)マサコ(もたいまさこ)と共に食堂を切り盛りすることに。
舞台はまさに北欧、フィンランド。
お店のインテリアも、ホワイトベースでシンプルナチュラル。壁のスモークブルのーカラー使いがまさに北欧っぽい。
照明や調理用具がステンレスなのもまたいいんですよね。
シンプルだけど、一つ一つこだわりがありそうなホーロー食器だったり、いちいち映画を止めて見たくなるようなものがたくさん!
また、登場人物の日本人3人のお洋服が、花柄など北欧ファブリックでとても可愛いんです。
まさにインテリアに映えるスタイリング。ついつい真似したくなります。
出典: 日本映画センター
しあわせのパン
東京から北海道の月浦に引っ越してきた水縞夫婦(原田知世さんと大泉洋さん)
そこでパンカフェ「マーニー」を営んでいます。
マーニーに訪れるさまざまなお客さんが、マーニーで食べる食事で心の交流をしたり、人生が変わったりしていく物語です。
まさに田舎でカフェをやっている人の理想郷のようなお話。
自分のお店で、出した食べ物で、お客さんの人生が好転していくなんて、カフェ冥利につきますよね。
この映画で注目なのが、食器の美しさです。
食べ物を最大限に引き立ててくれるような陶器の器が随所に見られます。
この器は、北海道出身の陶芸家の山田雅子さんの作品とのこと。
素朴でいて、土の優しさを感じるあたたかい雰囲気の食器。
素敵な食器と、美味しい食べ物と。それだけで心が満たされますね。
出典: bowknot
インテリアが参考になる!
もともとドラマ、映画好きの私。
作品の内容はもちろん、細部まで気になってしまうほどハマってしまうんです。
インテリアや小物などに注目して見てみると、作品の奥深いとこに触れられることもあります。
インテリアや小物は、作品の世界観に欠かせない存在です。
お気に入りの作品のインテリアを真似して、少しだけ非現実なリラックス空間を作るのも楽しいかもしれませんね!