ワンプレートごはんに挑戦!美味しく魅せる成功ポイントまとめ

カフェごはんっておしゃれで憧れますよね。
おうちで食べるごはんも、あんな風に可愛く出来たらいいのに…。

そんなあなたにおすすめしたいのが「ワンプレートごはん」です!手軽にチャレンジできるのに、おしゃれで準備も片付けも簡単。ちょっとしたポイントをおさえて、今日から我が家の食卓もおしゃれなカフェごはんに変身です!

ワンプレートごはんにはどんなメリットがあるのか?

  • 洗い物が少ない
  • お皿の柄やペーパーナプキンで簡単におしゃれにできる
  • 食卓まで運ぶのが簡単
  • おかずが少なくても、まとめて盛り付ければボリュームアップ
  • おしゃれで華やかな食事を楽しめる
  • ワンプレートが一人前になるので食べ過ぎることがない

いいことづくめのワンプレートごはん。ここから、おしゃれに美味しく見せるための3つのポイントをご紹介していきます!

おいしく見せるために、まずは「3色カラー」を意識

食事をおいしそうに見せるためには、色を上手に使う。もしかしたらどこかで聞いたことがあるかもしれません。

肉料理は特に、野菜がないと全体的に茶色一色になってしまって、見た目が悪いなーなんて感じたことありませんか?サラダも、緑一色だとなんだか味気ない見た目になってしまうんですよね。

料理を美味しく見せるための色の工夫としてよく見かけるのは、赤身の刺し身に大葉が添えてあるもの。実は赤と緑は「補色」の関係があり、両方の色を引き立たせる働きがあるのです。

補色というのは、「色相環の反対側にある色」のこと。

色相環って聴き慣れない言葉ですが、下の図、学校の美術の時間などで見たことがありませんか?

これが色相環です。

この円の中で、赤の反対側には緑が配色されていますよね。これが”色相環の反対側にある色”、「補色」です。補色同士になる素材を盛り付けると、お互いがお互いの色を引き立てあうので、見た目が良くなるんですって。

盛り付けの時、彩に困ったらこれを参考にするとうまくいきそうですね。

参考:日本メディカル心理セラピー協会

いろどりの基本となるのは、”赤・黄・緑・白・黒”の5色。

私が実践していて感じたのは、このうちの”赤・黄・緑”を意識するだけでも充分おいしそうに見えるということ。最初は3色からチャレンジしてみて、慣れてきたら白と黒の2色を重ねていくというのもいいかもしれません。

隣同士におなじ色のものを置かないようにして彩りを意識すると、華やかさもプラスされますよ。

いつものごはんに黒ごまをふりかけてあげれば、これで2色。

そこに梅干しや卵焼き、いんげんのごま和えを添えてあげると、あっという間に5色の彩りごはんの完成です!下記に、色ごとの食材やレシピをまとめてみましたので参考にしてくださいね。

〜5色の食材いろいろ〜

赤・・・ミニトマト、パプリカ、ラディッシュ、梅干し、赤かぶ、人参のラペ、トマトスープ、りんご

黄・・・卵料理、かぼちゃ、コーン、ヤングコーン、ポテト、チーズ、さつまいも煮、ポタージュスープ

緑・・・ブロッコリー、ベビーリーフ、レタス、小松菜のナムル、きゅうり、いんげんのゴマ和え、大葉、グリーンピース、パセリ、バジル、ルッコラ、白身魚

白・・・ごはん、パン、白ごま、大豆、かぶ、カリフラワー、もやし、大根の漬物、山芋、豆腐、クリーム煮、グラタン、ポテトサラダ、ヨーグルト

黒・・・黒米、黒ごま、黒豆、ひじき、海苔、ゆかり、きくらげ、オリーブ、ブルーベリー

など。

こうして並べてみると、いろいろ種類がありますね!

次の盛り付けポイントは「高さ」

実は美味しそうな料理って「手前を低く、奥を高く」盛り付けられているんです。

高さを意識することで、料理に立体感が出るんだとか。刺身定食で、ツマがふんわり盛られた上に大葉と赤身が盛られているのを見たことがありませんか?あれが「高さ」を使った盛り付けテクニックだったのです。

先ほどの5色の彩りを意識していても見栄えがあまり良くならないときは、この「高さ」をプラスしてみてください。

トーストをお皿に横並びに並べるよりも、カットして斜めに重ねてみたり、バターが染みた断面を見せるように置いてみる。これだけでグッと印象が変わります。

しかし、食材だけで高さをつけるのが難しい時もありますよね。

そんな時は、豆皿やココットの出番です!ワンプレートの見せ方のバリエーションは、この小皿たちによってどんどん増えていきます。

さきほどの5色の食材やレシピの中に、トマトスープやヨーグルトなども挙げましたが、これらはワンプレートにカップなどの小皿を添えることで高さも出すことが出来るのです。

「余白」が最後の重要ポイント

それでは最後のポイント、「余白」です。

一皿にまとめるといっても、盛り付けすぎてしまうと見た目が下がってしまいます。余白の作り方を抑えれば「あれ?なんだかビュッフェの食事みたいにモリモリになっちゃった…」なんてことがなくなります。

余白があることで、高級感や上品さが出たり、食材を主役にすることが出来るので試してみてくださいね。

はじめのうちは、お皿の中心に盛り付けるようにすると縁の部分に余白が生まれていきます。ですので、大きめのプレートを用意しておくといいですよ。

スペースがあると埋めたくなるのが人間の性ですが、これをマスターすればおしゃれなカフェごはんへ一歩前進です!

まとめ

今回はワンプレートごはんについて紹介していきました!我が家では今、白いお皿に盛り付けをしているのですが、上級者は柄物や黒いお皿、ウッドプレートなどにおしゃれに盛り付けています。

インスタグラムでも「盛り付け」というキーワードだけで、数え切れないくらい素敵な食卓が出てきますよ!いろんな盛り付け方を参考にして、あなただけのオリジナルワンプレートを作ってみてくださいね!

文:nakatae

U2KANAYAのご紹介

静岡の自然豊かな場所にあるインダストリアルなカフェ『カフェユノートル』では、ここちよい時間と空間をご提供しています。ここで焙煎したコーヒーや米粉の焼き菓子を味わいながら、カフェを囲む庭園の緑や植物に癒されたり、会話を楽しむ人がたくさん訪れています。併設の『アンライフbyユノートル』では、観葉植物やファッション・インテリア雑貨を販売。健やかに、優しく、豊かな日々を。そんな”ローカルだからできる”日々の豊かさがある暮らしを、これからもユノートルは提案していきます。

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