今日はとっても些細なことだけど、地味に困ったりしない?という時に役に立つ優れもののご紹介です。
スマホの充電ケーブル、ワイヤレス充電器、イヤホン、スマートスピーカー…わたしたちの生活の中に溢れる、ケーブル類。テレビやステレオなど、これまでの家電は位置が固定されていることが多かったから、ケーブルも一度セットしたら滅多に動かさなかったのですが、場所を選ばないモバイル化している昨今、あれやこれやケーブル類を使う度に出したり、さらに持ち歩くことが増えました。
使う時に限って絡まってたり、カバンの中で散らかったり。デスクの上でごちゃっとしているのが視界に入るのも気分もよくない。こういう細かい無意識のノイズは蓄積するとストレスになりますよね。
ということでうまいことまとめられるものはないかと探していたところ、ちょうどいいものを見つけて、それ以来めちゃくちゃリピートしているグッズが、こちら!
ダイソーで購入した『形状記憶コードバンド』が優秀すぎる!
わたしはダイソーで購入しました。他の100均でもあるところには売ってるようです。
『形状記憶コードバンド』というものです。
実は見たことがある人はお分かりだと思いますが、100均のこれ系を扱っているコーナーは、実にさまざまな種類のものが溢れていて百花繚乱。
七色のカラバリ、ねこの形のファンシーなもの、たくさん入ってお得そうなもの、などなど。
その中で、わたしが選んだのはこれ。圧倒的にこれ。 2個しか入っていないし、他と比べると割高です。1個55円なわけですし。でもなぜこれを選んだかと言うと、他でもない「シンプルがいい!」からです。
わたしは“道具にはカラバリや装飾は必要ない”説を唱える民なので、一番引き算しているこれをチョイスです。
このわかりやすくストイックなパッケージよ。
そして、買って使って、鬼リピ確定で、かれこれ4回ほど、毎回2〜3個ずつくらい買っています。
コードバンドをリサーチ。色々あります
そもそも、こういう商品が100均ですら10種類くらい商品のバリエーションがあるということは、それだけ多くの人が求めていると言うこと。デジタル家電がやたらに多いわたしの家だけでなく、どの家でもケーブル類、多いんですね。
考えてみれば、6人家族がひとり1台スマホを持ったら6本の充電ケーブルがあるわけで。ガラケーの頃はスタンド式だったり、そもそも数日充電しなくても減らなかったり。スマホは、メールや通話よりももはや動画視聴だとかネットだとか、パソコンやテレビの変わりにヘビーユースされているがゆえに毎日充電必須。人類の歴史の中で今ほどケーブルが多い時代はなかったんじゃないだろうか。
まあそれはいいとして、コードバンド、いろいろなタイプがあります。
①プラの結束バンド
使い捨て用のタイプですね。解く必要がないものを強固に結束したい時に使うのがこれ。もっと細くていい場合は本当に細い針金にコーティングしたみたいなので止めてありますが、それよりは強度がいる場合。解く時は切る時ですね。
ちなみにわたしが見覚えがあるのは、買ったばかりの家電を梱包した時とか、昔いた会社のサーバー室の目眩がするような大量のケーブルをこれでガッチリ束ねてあった記憶くらいでしょうか。
価格としてはもちろん一番安いですが、普段使いではなく工業用と言う感じですね。
②マジックテープタイプ
こちらは繰り返し使う前提で作られたもの。
最近モバイルバッテリーとか買うとついてくるケーブルは元々こう言うので巻かれていて、そもそも別でコードバンドを用意する必要がなかったりしていて気が利いてる。
自宅にあったものを探してみましたが、これは多分Ankerかなんかのモバイルバッテリーに付属していたUBSケーブル。マジックテープタイプのが付属していました。
マジックテープはみなさんご存知、バリバリっと剥がしてまた貼れるという、シンプルながら優秀な構造ですが、長く使っているとループになっている“ふわふわ面”が劣化して付かなくなってしまうというデメリットが。
あと“トゲトゲ面”がニットにうっかりくっついてしまって「ぎゃー」となるのも、あるあるですね。
ちなみにペンタブレットのwacomに付いていたケーブルは、シリコン製のバンドでしたが、むちむちした柔らかいシリコンなのでホコリなどがつくとホールド力が弱まります(洗えば戻ります)。
③レザーにスナップボタンがついたタイプ
上の2つとは違って雑貨的な要素が強いタイプですね。無機質さがなく上質な印象なので、おしゃれできれいめなお仕事シーンにも似合いそうです。
ただ、このループになるタイプはまとめられるケーブルの容量がある程度決まっているので、極端に多いとか少ないとかに対応しにくいかなというところ。素材のコストも製造コストもかかるため、お値段もダントツに一番高め。
100均でこの手の合皮タイプもありますけどね。
こんなところが、おすすめポイント
前置きが長くなりましたが、そんなわけで、色々検証した結果、やっぱりこれがベストということで、そこのところ詳しくご説明。
シリコンコーティングされたワイヤーで、サイズは125×8mm、厚みは3mmほど。
ワイヤー自体は結構手応えのある感じで、ゆるめに巻いても勝手に戻ってしまう感じはありません。
白とグレーの2色入り。 最近のデジタル機器(特にApple製品)は白いケーブルが多いので同色でスッキリ。
くるっと巻き付ければそれでホールドされるのでさほどきっちり止める必要もありません。
デジタル機器周りだけでなく、蚊取りぶたのコードをまとめるためにも使っています。
たまたま、グレー具合がちょうどおそろい。
束ねたコードがある程度太くても細くても、1周半くらい巻ければきゅっとフィットしてくれるのが特に気に入っているポイント。これがスナップボタンタイプだと、物によってはゆるゆるしたり、太すぎるとスナップできずに巻きを減らしたりと地味に調整しなくちゃならなかったりするので、わたしにとってはこれを採用してから、想像以上にストレスフリーでした。
小さなイライラを取り除いて、ストレスフリーな日常を
生活しているとなんやかんやで日々たまるストレス。休暇にバカンスで発散しなきゃやってられないわー!なんて言わなくても、日常の小さなストレスを取り除くことで、意外とQOL(クオリティオブライフ)は爆上がりしたりします。
ちょっと試してみようというそんな時に、手軽に始められるきっかけとなる100均はつくづくありがたい存在です。あんまり100均グッズばかりに囲まれて暮らしているとそれはそれでなんだか残念ですが、上手に取り入れてうまく付き合っていきたいですね。