新東名沿いで出会える、心ときめく春の〝花スポット〟8選

三寒四温を実感するこの季節。一雨ごとに春の息吹が立ち込めて、草木が開花の準備を始めます。見る人に元気を届けてくれる、色鮮やかな春の花たち。お出かけに便利な「新東名高速道路」近くの”花スポット”で、きらめく春を満喫しませんか。

渋川つつじ公園（浜松市）

県の天然記念物に指定されている、シブカワツツジ群落がある公園。園内には、約4,000株が自生しています。5〜6メートルほどの大きな木に、鮮やかなピンク色の花が咲きこぼれるさまは見事。例年、5月中旬〜6月上旬の見頃に合わせて「渋川つつじまつり」が開催され、名物の五平餅や地場産品の販売、ステージイベントなどが行われます。

施設概要

花桃の里（浜松市）

3月中旬〜下旬にかけて、約500本のハナモモが鮮やかに色づきます。満開の時期は、道の両脇に植えられた木々が連なり、まるでピンク色のトンネルのよう。花桃の里ならではのお土産や、周辺に「夢の架け橋」、「浜松ワインセラー」があり、ハナモモ散策とともに楽しめます。例年、見頃を迎える3月中旬に「花桃まつり」が開催されます。

施設概要

加茂荘花鳥園（掛川市）

園内にある約1ヘクタールの花菖蒲園では、約600種50万本ものハナショウブが栽培されています。白や紫、ピンク、黄色など、色とりどりの花弁が咲き並び、見応えたっぷり。見頃の4月下旬〜6月上旬には、毎年多くの観光客がおとずれます。併設された展示温室では、園で育種している花々を一年中見られます。

施設概要

島田市ばらの丘公園（島田市）

約1.9ヘクタールの敷地に、世界各国のバラ約360種8700株が植栽されています。島田で育成された「ミスシマダ」をはじめ、さまざまな品種をたっぷり堪能できます。4月下旬から温室、5月中旬からは庭園が見頃を迎えます。園内の河津桜は、3月上旬に満開になります。例年、春と秋の開花時期に合わせて、「ばらの丘フェスティバル」が開催されます。

施設概要

藤枝総合運動公園（藤枝市）

スポーツ施設のほか、「花と水のテラス」、展望台、森林の小道、噴水のある中央広場などがあります。散策に便利なウォーキングマップも発行され、散歩やウォーキング、遠足などにぴったり。園内は豊かな自然に彩られ、一年中さまざまな花木が楽しめます。4月〜5月は、ツツジ、ナデシコ、イペ、レッドロビン、ハナミズキなどが見頃です。

施設概要

藤枝PA上り（藤枝市）

自然に囲まれた、藤枝市に位置するパーキングエリア（上り線）。地元の銘菓や農産物、静岡の銘菓など、遠江・駿河ならではのお土産が豊富にそろいます。藤の花をモチーフにした施設で、園内には長い藤棚が続いています。4月下旬〜5月上旬に、一斉に見頃を迎えます。うす紫の花が風にそよぐさまは絶景です。

施設概要

山中城跡（三島市）

戦国時代末期に、小田原の北条氏が築城した山中城。自然の地形を取り入れた造りは全国的に珍しく、国の指定史跡になっています。4月中旬からは、ソメイヨシノやミツバツツジ、ハクモクレンなどが見頃を迎え、4月下旬〜5月中旬には、障子堀を囲むようにツツジが色づきます。5月中旬からの午前中は、兵士の飲み水だった池のスイレンが開花します。

施設概要

伊豆の国パノラマパーク（伊豆の国市）

3月〜4月中旬はヤマザクラやソメイヨシノ、4月中旬〜5月中旬はツツジ、4月下旬はフジが見頃です。ロープウエーで7分上った葛城山山頂エリアでは、約35,000本のツツジが山肌を覆うように咲き誇ります。天気が良ければ、花景色の向こうに、駿河湾、富士山が望めることも。山頂の空中公園には、カフェや足湯、葛城神社などがあります。

施設概要

まとめ

穏やかな気候の静岡県には、花の名所が多くあります。富士山や史跡とともに楽しめるスポットもあり、お花見にぴったりなエリアです。ピークを迎えた花々の美しさは、心身に元気を分けてくれるはず。エネルギッシュな春を感じに、ぜひお出かけしてみてください！

文：suiren*