工場リノベーションでスタジオ&カフェをつくろう!スタジオユノートルができるまで(前編)

工場リノベーションが今熱い!たまたまあったお茶工場をリノベーション。笑

こんにちは。カフェライフマガジンのNAOです。「来年に写真スタジオとカフェを開設しようと奮闘してます!」と前回お話させていただきましたが、まだ半分程度ですが少しお見せできるくらいに工場リノベーションが進みましたので、ここらでちょっとご報告させていただこうと思います!!

スタジオ&カフェ&ギフトショップ、、、そしてシェアオフィスも兼ねる場所をつくろうと今年初めくらいからスタートしてまして、当初は2年くらいかけてじっくりと進めていこうと考えておりましたが、思いの外スピード感がでてしまい計画を倍くらいの速さで進めることになりました。そんなこんなでタイトな夏を過ごしてまいしましたが、ある程度お見せしてもいいかなぁということで、私たちカフェライフマガジンがこのメディアづくりとともに精根傾けてつくっているスタジオユノートルをここに紹介したいと思います!!
まだ半分くらいの仕上がりということで前編で、、、後編は年明けくらいに予定しておりますが、まずはお楽しみください。

写真好き、空間好き、カフェ好きが高じて工場リノベを始める。

もともとあったお茶工場を解体してしまおうかという話があったのですが、そのまま壊してしまっていいのだろうか?という思いと、2年ほど前からやっていた自宅の軒先で始めたカフェが少しばかりお客様に喜ばれていたのもあって、じゃあお茶工場をリノベしてカフェをやったらいいんじゃないかという方向に。。。

ただ、かなりの大きさなのでそのままカフェにするというよりも、以前から興味があった写真を本格的にやってみようかという話にもなりました。空間演出もデザインを生業としていることもあって好きだったので、他の人たちも楽しめる場作りというコンセプトで工場リノベーションを始めてみました。半分くらいの完成度ですが、スタートからお話していきますね!

築50年のお茶工場。隣にはもっと古い木造の建物も。。。

静岡のお茶の産地島田市(もとは金谷町)の田舎にあるのが今回紹介するスタジオユノートルのもととなったお茶工場です。築50年ほどの鉄骨のお茶工場になります。

50年も経っているかなりの味がでています。リノベーションのポイントはこういった味がいい感じで残せられるかどうかだと思います。ただ古くて汚いだけの場所になってしまわないように、サビやシミなどもいい感じで表現していこうと思っています。今回の物件は隣にさらに築70年ほどの木造の建物が併設していました。こちらはさすがに使うことは無理そうだったので解体してしまうこととしました。壁を併用していたのでぽっかりと空いてしまう壁をどのようにするかもいろいろと考えました。

このお茶工場は2Fもあとからつけて倉庫代わりに活用していました。この2Fもどのように活用していくかも大事なところですよね!今回は2Fは撮影できるスペース兼仕事もできるシェアオフィス的なものにしようと思い進めてみました。
1Fも2Fも倉庫代わりに使っていたので、まずは荷物を片付けるところからのスタートです!

1Fの部屋の壁を漆喰で塗ってキレイにしていくところからスタート!

この工場は2Fの下部分の一部を部屋にして貸していた過去がありました。なので一部分ベニヤで壁がつくられています。

この壁を崩して広く使ってしまっても良かったのですが、今やっている軒先カフェでも一部分雑貨やアパレルなどのアイテムを扱っていて通販にも力を入れたいなぁと考えていたので、この部屋をギフトショップのベースとして再利用しようと考えました。なので、ちょっとオシャレな漆喰で和にも洋にも活用できるように塗っていこうと思いました。

壁を漆喰で塗り始めた頃はまだそんなに本気で活用しようか半々くらいな感じでしたが、まずは片付けと見栄えだけでもちょっと分かりやすく変えることで気持ちも前向きになるんじゃないかということで、壁を綺麗に白く塗り始めようと漆喰を用意しました。漆喰を本気で塗っていくのにはちょっとまだまだ経験不足だったので、簡単に塗れるアイテムを買ってきてやってみました。今度やるときは安いものでやってみたいと思います。笑

本気のキッチンカウンターづくり。2×4木材とパレット古材でおしゃれなカウンターを。

今思い出してもよくこのキッチンカウンターをDIYでつくったなぁと感心してしまうほどのおしゃれなカウンターが出来上がりました!(^∇^)

ちょうどコロナが出始めでいったん家にいることも多くなったタイミングだったので、この機会に前から考えていた大型カウンターをつくってしまおうと勢いでスタートしました。笑
280cm、180cm、160cmの3台のカウンターをコの字型に並べようということで3つともゼロベースで作り始めました。

×4木材と古材パレット、あとはシンプソン金具を使って作っています。後から冷蔵庫や棚などを入れるため寸法などを正確に計算して作りました。
2×4木材とシンプソン金具はホームセンターで、パレット古材はネットで調べて購入しました。かなり大変だったDIYなので、何日にも渡ってつくることとなりました。(^^;
細かなところで設計と仕様を変更しなければならなかったりしましたが、概ね描いた通りのキッチンカウンターができました。これが出来たこともあって本気スイッチが入りましたねー!!

2Fの床を強化。フロアタイルで西海岸風の部屋に。

2Fはもともとオフィスっぽくしようと考えてはいましたが、もう少し利用できるようにと撮影もできる、1Fとはちょっとテイストを変えて西海岸風の部屋にしてみようと床材や壁材を探してみました。
もともとかなり板がへたってきていたので、新しく板を張り足したりしました。

フロアタイルはいくつかサンプルを取り寄せて、ちょっと明るめのものにしてみました。賃貸ではないのでそのまま貼ってしまえるものにしました。工場リノベーションはこのあたりはあまり気にせずいろんなことを試すことができるのはいいところですね。後、ちょっとくらい失敗しても味になりそうです。。。笑

2Fの壁を古材の足場板でかっこよくリメイク!半分は白のダメージ感のあるベニアできれいめに。

キッチンカウンターづくりと同じくらい大変だったのが、この2Fの壁張り。もともと鉄骨のスレート造だったため壁に板を打ち込むことが簡単には出来ませんでした。鉄骨の間にネジを打ち込むことができる板を挟み込んだりしてなんとか壁をつくっていきました。こちらもキッチンカウンター同様、はっていく寸法を計算して注文しました。間違えてしまうと後から大変なことになるので、なんども計算して失敗しないように準備をしました。(^^;

この壁もキッチンカウンター同様かなりのお気に入りのものになりました!もう一回やってと言われたらちょっと躊躇してしましまいますが、、、笑
壁をつくったので、ここにL字の金具やフックなども取り付けることが可能になって、さらにおしゃれな壁をこれからつくっていきたいと思います。

築50年のボロ屋敷を解体。ぽっかり穴のあいた工場に。笑

さて、中のDIYがあらかた進んだところで外側の工事です。こちらはDIYというわけにはいかないので(笑)、それぞれ業者さんに発注しました。

本来ならば設計士が入っていろいろまとめてくれるところですが、今回はある程度自分たちで手作りをしていこうということがテーマだったので、解体、サッシなどの壁、トイレ工事、水道工事、電気工事などそれぞれのプロに別々に発注しました。

こういった工事を発注することはそんなに機会がないので(当たり前ですが)、いろいろと勉強になりました。デザインで絵をおこせることもあったのでイメージなどは絵にして渡したりして発注しました。
解体工事は地元の知り合いがやっていたので、気軽にお安くやってもらいました。ありがとうございました!!

ぽっかり空いた穴にサッシと新しい壁ができていく!

もともとあった家を解体してしまったので、併用していた壁がなくなってぽっかりと大きな穴があきました。この穴の部分をどのようにしようかといろいろと考えていました。
せっかくのいい風景が見える場所なので、大きなサッシをつかってなるべく外がみえるような設計にしたいと相談して、3つの大型サッシで閉められるような構造にしてもらいました。
簡単にですが絵におこしてみたので、イメージはちゃんと伝わったかなぁと思いました。。。(イメージを伝えた時は4枚のサッシでしたが、いろいろお話ししていい提案をもらいました!)

壁も板を張ったりいろんなデザインもできますよーと提案されましたが、ベースはシンプルにしておいた方が後々いいだろうと思って、今回は周りと同じくスレートにしてもらいました。仕上がりをみて、やっぱりこの選択で良かったなぁとホッとしました。(^ω^)

ケルヒャーで壁や中を清掃。そして注文していた家具などを搬入。

トイがある部分は綺麗な壁が残っていたのですが、風雨にさらされていた壁はまっくろになっていました。これも味かなぁと考えていましたが、綺麗になるなら綺麗にしようとケルヒャーをかけたところ、思った以上に汚れがなくなりました!ケルヒャーさまさまです!!笑

スレート工場はいままでそんなに真剣に見てこなかったでしたが、こういった場所がいたるところにあったのでケルヒャーで再利用、、、アリですよ!!(^∇^)

以前こちらの記事でも紹介したりしていたアンティークショップで購入した家具なども続々と搬入されました。
やはり古い建物なので、アンティークなアイテムが似合います。想像していた倍くらいかっこいい感じになりました。笑

工場リノベーションを始めてみましょう!思った以上のかっこいい空間が生まれてきます!!

さて、前編ということですがザザッと私たちがやってきた工場リノベーションを紹介しました。まだまだトイレ工事や水道工事、電気工事など残していて半分くらいの仕上がりですが、すでにかなりかっこいい空間になっております。(自画自賛。笑)

なんといっても最初は自分たちで内装をDIYしたことが今となってはいい経験で、いいスタートだったなぁと感じています。

素敵な空間をつくることはプロにまかせるのが一番ですが、愛着をつけたりオリジナリティをだしたりするのにはちょっとしたDIYは必要な気がしました。
これから新しい空間づくりを始めようと思っている人に少しでも役に立てばいいなぁと記事にまとめてみました。(後、自分たちの記念のため。笑)

オープンは来年以降になりますが、すこしづつイベントやワークショップなどを開催していく予定なのでまたよかったらユノートルのサイトなども合わせてチェックしてみてくださいね!

それでは後編までしばしお待ちをー!!ではでは。。。

ユノートル公式サイト

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U2KANAYAのご紹介

静岡の自然豊かな場所にあるインダストリアルなカフェ『カフェユノートル』では、ここちよい時間と空間をご提供しています。ここで焙煎したコーヒーや米粉の焼き菓子を味わいながら、カフェを囲む庭園の緑や植物に癒されたり、会話を楽しむ人がたくさん訪れています。併設の『アンライフbyユノートル』では、観葉植物やファッション・インテリア雑貨を販売。健やかに、優しく、豊かな日々を。そんな”ローカルだからできる”日々の豊かさがある暮らしを、これからもユノートルは提案していきます。

ユノートル
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