今年のアイスコーヒーはオリゴ糖入りで!砂糖よりヘルシー&腸活も出来る!

もうすぐアイスコーヒーがおいしくなる季節がやってきますね。ところで皆さんは普段ガムシロップを使っていますか?私はカロリーを考えて、ここ数年オリゴ糖を入れてアイスコーヒーを飲んでいます。でも普段私が使っているオリゴ糖は、他の商品に比べてなんだか安い…。

「なんとなく使っていたけど、もしかしてオリゴ糖にもいろいろ種類があるのでは?」と気になって調べてみたところ、いろいろなことが分かりました。オリゴ糖がカロリーを抑えられるだけでなく腸活にも繋がるという“うれしい情報”も入手しましたよ。

この記事ではそれらの情報をシェアしていきたいと思います。

オリゴ糖って何?

まず「オリゴ糖って何?」というあなたに、オリゴ糖についての簡単な説明からしていきたいと思います。

オリゴ糖とは名前にも含まれている通り、糖の仲間です。飲み物や料理に甘みが欲しいという時は砂糖やはちみつを思い浮かべると思いますが、カロリーが気になりますよね。いくら糖が体や脳のエネルギーになるといっても、過剰摂取はよくありません。

でもオリゴ糖は種類によって、白砂糖と比べた時のカロリー(1gあたり)を約3/4から1/2に抑えることが出来るのです。甘さは砂糖より弱くはなりますが、カロリーが低くなるのは嬉しいですよね。私がガムシロップからオリゴ糖に切り替えたのは主にこのカロリーを気にしたからだったのですが、他にもオリゴ糖には体へのメリットがたくさんあるのです。

砂糖よりカロリーが低い難消化性オリゴ糖

オリゴ糖は、

  • 消化性オリゴ糖
  • 一部消化性オリゴ糖
  • 難消化性オリゴ糖

の3つに分類されます。

この中でも難消化性のオリゴ糖は、”消化され難い”という性質上、エネルギーに変換されにくく、血糖値の上昇にもほとんど影響しません。難消化性に分類されるものに、後述する乳糖オリゴ糖やフラクトオリゴ糖などがあります。

難消化性オリゴ糖を摂取した後の流れをまとめてみました。

難消化性オリゴ糖を摂取すると

胃や小腸では消化・吸収されずに大腸まで届く

腸内で乳酸菌やビフィズス菌など、善玉菌の餌になる

腸内発酵が起こる

短鎖脂肪酸が生まれて腸の健康をサポートする

最後は、つまり”整腸作用がある”という結論になります。腸内発酵や短鎖脂肪酸って聞き慣れないワードですが、健康づくりに役立つのだとか。

短鎖脂肪酸のはたらき

  • 腸内を酸性に保ち、善玉菌を増やす。
  • 脂肪燃焼し、肥満を防止する。
  • 腸のぜんどう運動を促して、お通じが良くなる。

そのため特定保健用食品(トクホ)として認められている商品もあるのです。

オリゴ糖のカロリーが低い理由は、消化・吸収されにくいためだったのですね。確かに私も意識してオリゴ糖を取り入れてからは、体重がめちゃくちゃ増えたということはなくなりました。そして知らず知らずのうちに腸活も出来ていたみたいです。

ではここから、実際に見たことある商品を例に代表的なオリゴ糖を紹介していきたいと思います!

代表的なオリゴ糖

トクホマーク付き乳糖果糖オリゴ糖

スーパーでもよく見かける「オリゴのおかげ」。

難消化性の乳糖果糖オリゴ糖です。特定健康用食品のトクホマークも付いていますね。

私もお世話になっていますが、このオリゴ糖は砂糖の約80%の甘さなので、少量でも満足度が高いのが嬉しいです。
しかもカロリーは2.3kcal/gと、砂糖の半分くらい。

参考:塩水港精糖株式会社

オリゴ糖は甘さが控えめになってしまう分、いつもより多めに入れちゃった!なんてことも出てきてしまうのですが、この「オリゴのおかげ」はいつもと同じ量入れてもしっかり甘味を感じられるので、甘党さんでも無理なく使えます。

他にも粉末タイプのオリゴ糖があるのですが、しっかりとオリゴ糖だけを摂りたい!という場合はこちらがおすすめです。粉末タイプは、オリゴ糖含有率が高いので少量でも効率的に摂取できるとのこと。スーパーなどで粉末タイプはスルーしていた私ですが、今度じっくりとラインナップを観察してみようと思います。

「オリゴのおかげ」は、最近はカルシウムの吸収を促進する”ダブルサポート ボトルタイプ”も販売されているそうなので、気になるという方はそちらもどうぞ。

腸内フローラを改善してくれるフラクトオリゴ糖

こちらも難消化性のフラクトオリゴ糖。

甘さは砂糖の60%、カロリーは砂糖の半分くらい。
このフラクトオリゴ糖のすごいところは、1日1gの摂取で腸内フローラが改善、1日3g摂取で整腸作用を得られることです。

引用元:株式会社 明治

フラクトオリゴ糖を食物から摂ろうと思うと、バナナ10本、トマト13個、たまねぎ6.5個…と現実的でない量を食べないといけないそうです…。

今回はすべてのオリゴ糖をご紹介できないのですが、このフラクトオリゴ糖を販売している日本オリゴ株式会社さんのHPでは、各オリゴ糖の一日の摂取目安量や特徴などが書かれています。もっとオリゴ糖のこと知りたい!自分に合うのはどんなオリゴ糖か確認したい!という方は、こちらのサイトをご覧になってくださいね。

コスパ抜群!イソマルトオリゴ糖

私が使っているのは、このシロップタイプでした。

原材料名には「イソマルトオリゴ糖シロップ」という記載が…。
購入した段階ではオリゴ糖に種類があると知らなかったので、「もしかして、ただのシロップなのかな?」と思ったのですがオリゴ糖の含有率は50%と、シロップタイプにしては高い方でした。

オリゴ糖の中ではカロリーが高めではありますが、砂糖ほどではなく低コスト。お試しで購入したり毎日続けたりする分には充分かなと思います。

引用元:井藤漢方製薬株式会社

低価格の秘密は、このイソマルトオリゴ糖が「消化性(一部が難消化性)」だからでしょう。消化性のオリゴ糖というのは、難消化性のものに比べて大腸まで届く量が少ないのです。整腸作用は少し弱くなるということですね。

また、通常オリゴ糖は摂りすぎると下痢になりやすいと言われているのですが、このイソマルトオリゴ糖は下痢になりにくいそうです。おなかが敏感な人はイソマルトオリゴ糖から試してみると良さそうですね。

いかがでしたか?なんとも深いオリゴ糖の世界…。料理にも使えることを考えると、一年を通して使えるアイテムですよね。

妊婦さんや赤ちゃんにも安心して使える健康食品なので、ガムシロップでアイスコーヒーを飲み続けるのは気になるなーと思っていたあなた。この夏はぜひオリゴ糖でアイスコーヒーを楽しんでください。

他参考:mybestオリゴ糖食品おすすめ情報サービス

文:nakatae

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