庭のどくだみと純米酒で、シミ・かゆみ対策の化粧水を作ってみた。

雑草の代表とも言われるドクダミ草。じつは肌に効きそうな成分がいっぱい含まれているそうです。シミ対策や美白、痒みの緩和、虫刺されなど。

前回のローズマリーチンキで使った虫除けスプレーと軟膏は、たくさんの方に記事や動画を見ていただいているようで、嬉しいです。ローズマリーの香りはとても癒されますよね。

今回は、ローズマリー以上に肌に効きそうなどくだみの化粧水をつくってみることにしました。こちらも同じくらい簡単にできましたよ!

用意するもの

  • どくだみの生葉
  • 純米酒
  • グリセリン
  • 保存ビン
  • 化粧水用の容器

どくだみ化粧水の作り方

1.ドクダミの葉を採取する。

ドクダミの葉を摘みます。動物が通らないところ、除草剤が撒かれていない場所を選びます。今回は、花が終わってしまっていましたが、本来はドクダミの花が咲いている時期(初夏)が良いです。

2.採った葉をよく洗う。

茎は除いて、葉の部分のみ使います。採った葉をきれいに洗います。特に葉の裏側に結構土がついていたりします。大きめのボウルなどできれいになるまで洗います。

3.水分を除いてよく乾かす。

キッチンペーパーやふきんを使ってよく乾かします。ドクダミの匂いはつよいので、匂いがついても良いものを使いましょう。水分が残っていると保存ができないため、しっかり乾かします。

4.乾いた葉を瓶に入れる。

ローズマリーの時と同じように、アルコール消毒した密閉瓶にドクダミの生葉をつめます。

5.純米酒をそそぐ。

他にも、ホワイトリカーやウォッカなどを使っても作れますが、今回は純米酒(日本酒)を使いました。日本酒は化粧水にも使われていて、こちらの美肌作用にも期待したいのと、アルコール度数が低めなのでこちらにしました。(このお酒は14度)

ドクダミの葉がひたひたに浸かるまで日本酒を入れます。

6.2〜3週間ほど常温におく

1週間も経つと、日本酒が色づいてきました。3週間くらいしたら、琥珀色になってきました。

どくだみ化粧水のできあがり。

今の時期は、このままをコットンにしみこませて拭き取り化粧水として使っています。アトピーの痒みのあるところに使うとかゆみが和らいでいい感じです。

ただこのままだとアルコール度数が結構高めです。アルコールが気になる場合は、薄めて使った方がいいと思います。薄めて使う場合は、日本酒と同量の精製水と、グリセリンを5滴ほど混ぜれば保湿もできる化粧水になります。薄めたものは、冷蔵庫で保存し1~2週間で使い切ります。

こちらはあくまでも手作りのもので、私流の作り方になっています。人それぞれ合う合わないがありますので、アルコールやドクダミなどのアレルギーについてはパッチテストを必ず行ってくださいね。

まとめ

どくだみを採る時に気になったのは、独特の匂い。この匂いはあまり好きにはなれません。ローズマリーはいい香りがしてよかったけれど。

化粧水を作った後も独特の匂いはします。生葉の時よりはだいぶ和らいだ感じですが。この独特の匂いが苦手な人は、初夏に咲くどくだみの花を使うといいようです。花ならいい香りがしそうですね。今年は時期を逃してしまいましたが、来年は花を使ってみたいと思います。

身近でできる自然派化粧品。とても重宝しているので、最近は市販のものを買う機会も減ってきました。必要なものって意外と身近にあるのかもしれませんね。自然のものを生かしたナチュラルライフ、気軽に楽しみましょう。

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静岡の自然豊かな場所にあるインダストリアルなカフェ『カフェユノートル』では、ここちよい時間と空間をご提供しています。ここで焙煎したコーヒーや米粉の焼き菓子を味わいながら、カフェを囲む庭園の緑や植物に癒されたり、会話を楽しむ人がたくさん訪れています。併設の『アンライフbyユノートル』では、観葉植物やファッション・インテリア雑貨を販売。健やかに、優しく、豊かな日々を。そんな”ローカルだからできる”日々の豊かさがある暮らしを、これからもユノートルは提案していきます。

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